在宅ワークのデータ入力は主婦でもできそう？主婦の私が実際に体験してみた

「在宅ワークの鉄板」の1つにデータ入力があります。

クライアントから提示された原稿や画像データなどから文字を拾い出し、データにしていく仕事で、在宅ワークをしたい主婦はもちろん、タイピングスピードに自信のある方にも人気があります。

しかし、

• どこから応募するのが安全か
• どんな流れで仕事をするのか
• 報酬はどのくらい？

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は主婦の方が、在宅ワークでデータ入力する時に知っておきたい情報をお伝えします。

私が実際にデータ入力をしてみた体験談もありますので、参考にしてくださいね。

在宅ワークのデータ入力とはどんな仕事？

データ入力には様々なパターンがありますが、主に以下のようなものがあります。

• アンケート用紙・はがき
• 名刺
• 書籍用原稿

アンケートは回答番号、ご意見等のフリーコメントを入力したり、名刺入力の場合は会社名、住所、部署名、名前、電話番号など、細かな分類ルールにそって入力していきます。

 

「データ入力の仕事」と言っても、入力すること以外で知っておきたい点も色々あります。

クライアントによってポリシーや対応ルールも様々なので、予め知っておくと自分に合ったデータ入力の仕事が探しやすくなりますよ。

原稿の受け取り方

仕事開始をするには、まず元原稿をクライアントから預かります。

その方法は大きく2つあり、出社方式とデータで渡されるパターンがあります。

出社して受け取る

クライアントの会社へ直接出向き、紙やデータ原稿を預かります。

紙情報を郵送しないポリシーのある場合はこのようなスタイルとなるため、クライアントの会社が自宅から通えないと対応できません。

 

また、クライアントによっては、情報を預かっている状態の寄り道厳禁というルールがある場合があります。

 

と寄り道した時に誤って情報を紛失してしまったら、損害賠償責任に発展しかねません。

出社して資料の授受を行う場合には、クライアントのルールをよく理解する必要があります。

 

データで受け取る

スキャンした原稿情報をメールや安全が確保されたサーバーに保存し、そこからデータをダウンロードして作業を開始する方法です。

この場合は出社せず、完全在宅で対応ができる点がメリットなので、家を空けられないという主婦の方には最適です。

 

データの場合、PDFリーダーや画像ソフトなどを使用して見るため、見にくい場合は拡大縮小するなどが必要になり、ソフト上で操作するのがもどかしい場合があります。

紙の場合は情報が見にくければ手に持って近づけてさっとチェックできるので、ちょっとした違いがあります。

納品形式

クライアントから指定されたソフトに入力していきますので、指定されたソフトがパソコンなどにインストールされている必要があります。

 

テキストエディタはパソコンで標準インストールされている場合が多いので、問題ありません。

 

しかし、Word・EXCELなどでの納品希望の場合、

 

「互換ソフトでの作成NG」

 

という可能性があります。

理由は、互換ソフトでデータを作成しても、Wordで開くと体裁が崩れる事があるためです。

 

納品データ形式には予めクライアントに確認しましょう。

どんな人に向いている？

データ入力は、おわかりの方も多いかと思いますが、ズバリ以下のような方です。

 

 

元原稿の文字が読みにくかったり、　文体に癖があったり、データ入力は一筋縄ではいかないことが多いです。

 

そのため、気になった個所をクライアントに確認しながら、コツコツと作業することが楽しいと思える方にはベストマッチなお仕事と言えるでしょう。

 

しかし、見たままを入力するお仕事なので、在宅ワークの経験値を積むにはうってつけ。

在宅ワークが初心者の主婦にも、オススメです。

 

データ入力の求人サイトはあるの？

ネットで

データ入力　求人

と検索すると、様々なクライアントが仕事の募集をしています。

 

クライアントの中には、在宅ワーカーの契約更新の時期があり、その時に新規ワーカー募集をかける場合もあります。

そのため、検索した時に気になるデータ入力の仕事がなくても、定期的に募集サイトをチェックするほうが見つかる確率もUPしますよ。

データ入力の求人が多めな求人サイトは、以下がオススメです。

応募の競争率は高いものの、比較的安心・安全にデータ入力の仕事を探すことができます。

 

 

必死にアピール文を考えて応募しても採用されないのは「あるある」な事。

ヘコまず次の仕事を探して応募していきましょう！

 

データ入力の給料はいくらもらえる？

データ入力の場合は基本的に「成果報酬制」というスタイルが一般的。

依頼した仕事が完成していることが前提の報酬となります。

 

1文字あたり0.1円～、案件の難易度の高さによっては1円以上の場合もありますが、初心者では最初から1円以上を狙うのは厳しいです。

 

ちなみに単純に400文字、原稿用紙1枚分のテキストを入力すると、

400文字　×　0.1円　＝　40円

 

400文字入力して、40円ということになります。

1000円の報酬を得るには10,000文字、原稿用紙25枚分の入力が必要となるわけです。

 

…結構大変かもしれませんが、見たままをテキスト入力するだけなので、タイピングスピードに自信があればチャレンジしてみる価値はあります。

 

データ入力の仕事で騙されないようにするポイント

オススメの求人サイトであっても、残念ながら100％安心とは言えません。

中には騙そうとする輩もいるので、怪しいポイントを見極める必要があります。

 

 

「初心者でデータ入力で月10万」という案件なども多くありますが、注意が必要です。

朝から晩まで毎日入力していれば可能性はゼロでは無いですが、現実的ではありません。

こんなに簡単に稼げるのであれば、皆さんこのお仕事をすると思いますが、そうではないですよね？

このような案件は避けたほうが無難です。

 

また、クライアントの会社HPなどもしっかりチェック！

1ページだけ、どのような業務をしているか詳しい記載が無いHPなど、あっさりした情報しか掲載していない会社は、避けましょう。

その他、その会社について口コミが見つかれば、より信用できるかどうかの材料になります。

主婦が在宅ワークとしてデータ入力をやってみた！私の体験談

私も実際に在宅ワークとしてデータ入力をした経験があります。

求人への応募から実際のお仕事、報酬GETまでを一例としてご紹介していきますので、データ入力をしてみたい主婦の方、必見です！

応募までの流れ

求人サイトから応募しました。

会社の所在地が自宅から近く、原稿の授受は会社に出向くスタイルだったので、運動不足解消にもなるかと思いました。

 

Web応募　→　履歴書持参　→グループ面談　→採用

 

というような流れで応募から採用まで2週間くらいかかりました。

契約

採用の連絡があったので、会社に出向いて契約書にサインをし、実際の業務についてのレクチャーを受けました。

実際の入力業務は元データによって様々なので、業務発生の都度指示があるとのこと。

今回採用頂いたクライアントは、子供同伴OKだったので、私は子連れで契約に臨みました。

契約書でしっかりチェックしたいのは以下です。

しっかり確認しておきましょう！

入力原稿の受け取り

いよいよ仕事開始です。

会社には入力のための元原稿がうず高く積んであってかなりビビりました。

最初は3ページもののアンケートを50部の入力。

担当者の方いわく

と思いながら、納期は1週間という事で、元データと入力フォーマット（EXCEL）データももらいました。

 

入力方法も10分程度教えて頂き、元原稿を自宅へ持ち帰ってお仕事スタートです！

入力・納品と請求書発行

元データを汚損しないように、そして子供の目に入らないように注意しながら、入力作業をしていきます。

初回は張り切って入力していたので、納期よりもずいぶん早く完了したのを覚えています。

 

入力項目が数字の場合は楽なのですが、フリーコメントなどで文字入力する場合もあり、入力テンポが乱れがちでした。

 

入力完了後は先にメールで会社へ送信、元原稿は会社へ出向いて返却します。

納品と同時に請求書を渡して、1案件のお仕事は終了となりました。

 

そして続けてお仕事を希望する場合には、次の元原稿と入力レクチャーを受ける…という事の繰り返しです。

報酬受取

1ケ月で6回、元原稿のやり取りをしてお仕事をした結果…

報酬の合計は25,000円です！

 

ざっくりですが、内訳はこんな感じでした。

 

初月にしては、なかなかいい感じだったと思います。

朝から晩までずっと入力というわけではなく、ちょこちょこ家事・育児をしながらなので、入力はあまり負担になりませんでした。

 

クライアントの方がおっしゃるには、慣れたら月10万円稼いでいる方もいらっしゃるとのこと。

 

「もう少し入力に慣れたら、それも夢ではないのかな」

 

と思いました。

 

熟練した入力技術をお持ちの方もいらっしゃるそうで、猛烈な数のデータを入力しすぎて、キーボードが壊れてしまうのだとか。

キーボードが壊れては仕事ができないので、予備のキーボードも準備しておいたほうが良いのかもしれません。

 

主婦が在宅ワークとしてデータ入力をやってみた！私の感想

総合的にデータ入力をしてよかったと思いました。

とにかく作業時間の拘束がないのが嬉しかったです。

もし日中作業ができなかったら、

 

「子供が寝た後に作業しよう」

「子供がお昼寝している時間を利用しよう」

「ママ友とランチしたいから、明日まとめて作業しよう」

 

など、予定の調整がしやすいのがいいですね。

 

 

一方で、気になった点もあります。

 

出社時期や作業量は自分で調整できるものの、元資料の文字がなぐり書きであったり、癖のある文字に出くわした場合には、テンションが下がりました。

データ入力は在宅ワークしたい主婦にオススメ　まとめ

今回は

 

在宅ワークのデータ入力は主婦でもできるか？

 

ということで、体験談も含めてご紹介しました。

 

作業の拘束時間が少ないので、外へ働きに行くことが難しい主婦の在宅ワークとしては最適です。

騙されないように、データ入力のお仕事を探してみてはいかがでしょうか？