集計データを、画像で貼り付けてください!
なるはやで!
うわ!データが80行もある。
画面に収まりきらないから見える範囲ごとに画面キャプチャして…あとで合体させよっと。
ぎゃー!画像を繋げ合わせたら表が微妙にズレてる!
カッコ悪い!
Excelの表を画像化して貼り付ける時、どのようなツールを使っていますか?
特に縦長の表の場合、ウィンドウで見える範囲ごとに区切ってキャプチャし、あとで1つの画像にまとめていませんか?
そんな時はExcelのカメラ機能を使うと指定した範囲全体をキャプチャできるので、スピーディーに作業できてオススメです!
Excelのカメラ機能でどんな事ができる?
具体的にどんな機能か、見てみましょう。
Excelへ貼り付ける
カメラ機能は「ホーム」→「貼り付け」→「リンクされた図」と、ほぼ同じ。
貼り付け元データを修正すると、貼り付けデータも更新される。
一方、「ホーム」→「貼り付け」→「リンクされた図」を行った場合、以下のように背景が透明になる。背景を白色にすると、カメラ機能を使用した時と同じ見え方になる。
その他のソフトへ貼り付ける
画像として張り付くのみ。元データの更新は反映されない。
機能の使い方
「クイックアクセスツールバー」に表示させる
- 画面左上のアイコンが並んでいる箇所で右クリック→[クイック アクセス ツールバーのユーザー設定] をクリックします。
- 以下①~⑤の手順で、カメラ機能のボタンが表示されるよう設定します。
- Excel画面左上に、カメラアイコンが表示されました。
実際の使い方
- 画像化したい箇所をドラック、もしくは[shift]キーを押しながら範囲指定する。
- [カメラ]ボタンを押す。
- 貼り付けたいExcel、他アプリケーションへ貼り付ける。
*なお、カメラ機能のショートカットキーは[alt]キーを押しながらアイコンで表示される数字を押すことで実現します。
以下の場合、[alt]と2を押すことで、カメラアイコンを押したことと同じ動作になります。
メリットとデメリット
カメラ機能を使うことのメリットとデメリットは、何でしょうか?
メリット
- 好きな範囲を選択して画像化できるので、縦に長い表を1回の操作で画像化できる
- Excel内であれば、元データを修正 → 貼り付け先画像のデータも自動更新される
- ショートカットキーを使って、スピーディーに作業できる
デメリット
- 初回のみ「クイックアクセスツールバー」などで、表示設定する必要がある
まとめ
Excelのカメラ機能、いかがでしたか?
画面に収まりきらないほどの大きな表など、画像化して貼り付ける場合にはとても役立つ機能です。
画像化した後に文字や数値の変更があっても、元データを直すだけで貼り付けた画像も自動更新するので、再度画面キャプチャしなくてよいのもGoodポイントです。
最初だけ設定が手間ですが、それ以降はショートカットキーなどで手軽に使えることを考えると、Excelで設定しておきたい機能の1つと言えるでしょう。
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