今さら感はありますが、ExcelにCSVデータを取り込む方法、ご存知でしょうか?
なんとなく知っているけど
馴染みがないなぁ
じゃ、一緒にやってみましょう!
以前は「取り込みウィザード」が立ち上がって、比較的作業がわかりやすかったです。
しかし、「Office365」の場合「Power Query(パワークエリ)」を使った取り込み方法になりました。
見慣れないウィンドウが開いて「わからない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回も動画と画像でご紹介しますので、参考にしてくださいね。
CSVの取り込み手順(動画)
試してみたいけど、
ダミーのCSVデータがないんだよね
以下のサイトでダミーデータを作れますよ!
なお、上記サイトで生成された電話番号はハイフンで繋がっているので、CSVデータを取り込んでも「ゼロ落ち」しません。
ChatGPTに以下のようにお願いすると、ハイフン無しの電話番号が入ったダミーデータを作ってくれます。
氏名
住所
電話番号(冒頭0から始まり、ハイフン無し)
CSVの取り込み手順(画像)
動画から手順を抜粋した、簡易な手順もご紹介します!
加工不要の取り込み
①「データ」→「テキストまたはCSVから」をクリック
②取り込みたいCSVデータを選択し、「インポート」をクリック
③別ウィンドウが立ち上がるので、ウィンドウ下部の「読み込み」をクリック
④ 取り込み完了。
⑤取り込みデータが「テーブル」形式になっているので、必要に応じて解除する。
「範囲に変換」→「OK」をクリック
⑥テーブル形式が解除されてたので、必要に応じてセル・文字色を変更する。
加工が必要な取り込み
1.「加工不要の取り込み」の①②までは同じで、「データの変換」をクリック
ここで「読み込み」をクリックしてしまうと、「No」の数字が1,2,3…となり、本来のNoデータである001,002,003…というデータで取り込まれません。
2.「Power Queryエディター」が開くので、A列「No」の項目を右クリックし、「型の変更」→「テキスト」を選択
3.「列タイプの変更」が表示されるので「現在のものを置換」をクリック
4.Noの項目が元データの通り001,002,003…で表示されます
5.「閉じて読み込む」をクリック
6.Noの数値が「ゼロ落ち」せずに取り込むことができました!
追加:CSVでゼロが落ちない設定
2023/10/18追記
Microsoft 365のバージョンアップ(バージョン 2309)で、「自動データ変換」機能が追加されました。
CSVをダブルクリックでExcelを開いた場合、数値冒頭の0を削除する、しないを選択することができます。
もし、選択ボタンを押し間違えても大丈夫!
リカバリー方法もお伝えします。
選択肢によるデータ変換の違い
CSVを立ち上げると以下のウィンドウが開くので、希望する方のボタンをクリックします。
間違った選択をした時の再設定方法
間違ったボタンを押しちゃった。
選択を取り消しできる?
「オプション」設定から
変更できますよ!
Excel自体を立ち上げ、ファイル→オプション→データを選択し「先頭のゼロを削除して数値に変換する」のチェックの有無で変更できます。
- チェック:冒頭の0は削除
- チェック無し:冒頭の0は保持
まとめ
集計データのCSVをダウンロード→Excelに取り込む場合には、知っておきたい手順です。
「ゼロ落ち」には特に注意なので、何度か取り込みを試して慣れてみるといいですね!
この流れを知っていれば、派生してWeb、画像データから情報を取り込むこともできますよ。
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